小春びよりに灰が咲く
市松団子
鈴 秋穂(すず あきお)、32歳。
人付き合いが苦手で煙草と酒と猫が好き。
灰を降らせる山のある街で暮らす鈴の日常は、代わり映えもせず、自分から変わろうとすることもなく淡々と流れていた。
ある日、仕事の得意先である夫婦の元に日常をかき乱す存在、“東京から来た甥の豊(ゆたか)”が現れる。
人との関わりを拒む鈴と、そんな心のガードを飛び越えてくる豊。
不器用な大人の男が二人で紡ぐ、あたたかく、切なく、どこか甘酸っぱいプラトニックラブストーリー。
判型 | B6 |
---|---|
発売日 | 2021年6月30日 |
ISBN | 978-4-8236-0187-3 |
定価 | 770円(本体700円+税) |
応援団店特典
配布店舗はこちら |
---|