味見だけじゃものたりない
植月巴
整った外見が先行して話題になってしまったばかりに「自分の料理は求められていないのでは…」と悩むカフェ&バー「アルバ」のオーナー・三宅 真白。
ある日の閉店間際、店を訪れたサラリーマン・藤ヶ谷が自分が作った料理を美味しそうに食べる姿が印象に残った真白はその後も藤ヶ谷が来店するたびに無意識に目で追ってしまうように。
意を決して話しかけてから自分の気持ちが藤ヶ谷に傾いていることを自覚した真白は気を紛らわせるように新作メニューの開発に打ち込むが、ひょんなことから藤ヶ谷が真白の隣人であると発覚してーー……?
「美味しい」からはじまった、やさしい「嘘」と「好き」――
判型 | B6 |
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発売日 | 2025年2月3日 |
ISBN | 978-4-8236-0816-2 |
定価 | 814円(本体740円+税) |
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